乳がん検診の結果
以前の更新から半年以上経った。
放置しすぎである。反省。
検査結果で呼び出された件について
人間ドックの病院の方から家の近くの総合病院に紹介状を書いてもらって、そこで再びエコー検査をする。人間ドックではマンモグラフィーもオプションでやったんだけど、
「30代前半とかでマンモグラフィーやってもあまり意味ないよ。エコーで充分わかるよ。」
と言われる。もう半年以上前のことだから理由とかざっくりしか覚えてないけど、そうらしい。確か、若いと乳腺が発達しているため白く見えてしまう可能性が高いので判断がつきにくいとか。痛い思いをしただけだったようだ。
で、そこでも疑わしいしこりを見つけてもらって、経過観察ねと言われました。
「たぶん良性だけど」と言われて少し安心。「年明けにまた来てください」だって。
娘(よつば)との年齢差もあってそろそろ第二子も考え始めていたので相談してみると、特に妊娠することは止めないと言ってくれた。万が一悪性だということになったときは、授乳中だと手術できないので断乳することにはなるそうで。
セルフチェックで、しこりが触ってわかるほど大きくなったら、年明け待たずにすぐに来てください、とのことでした。あと、妊娠がわかったらそのときも早いタイミングで受信してください、と言われました。
そのセルフチェックなんだけど、触診しやすいタイミングというのがあるようで。月経開始日から2週間後くらいが一番深く押しこむ(?)ことができる柔らかさなんだそうです。だから比較的小さなしこりでも触れることができるかも?とのこと。
毎日チェックしてもいいんだけど、毎月そのタイミングでのチェックもかなり有効だと聞きました。良い情報!
そして毎月触ってみること5ヶ月ほど。例の疑わしいやつがどこにあるのかもわからないくらいだったので、自分でも大丈夫かなと思っていた。
で、実際は年明けに妊娠が判明したので再度受診。
しこり(のようなもの)の大きさに変化が見られないので、乳腺繊維線種と診断されました。
これが前回の結果。
そして妊娠については…実はうまく育たず、救急車騒動にまでなったのでした。
次回からはこっちを記録に残しておこうかと。悲しいけれど。。
その傷はしばらく癒えないなと思った。仕事が忙しいから精神を保てているだけのような気がする。
最後の診察
手術してから3ヶ月が過ぎた。前のブログを読み返したら、もう病院には行かなくて良くなったような感じで書いてあったが、実際は今回が最後の診察。
順調に治っているか、手術跡に問題はないか、大丈夫だと思うけど(別件で病院に行く用事があったので)寄って下さいっていう程度。
で、特に大きな問題はなし。大きな、と書いたのは、傷口(縫い目)の端が膿んでしまって治りが遅くなっていたから。12月くらいから膿んだり治まったりの繰り返しで、絆創膏を貼って凌いでいた。(でもそれが原因で痒くなったりして困っていた。。)
実は2週間前くらいにカサブタ状態になっていたところを触ってしまって、透明な固い糸(縫い糸?)が皮膚の表面に出ているのを発見した。
服に擦れて痛いし菌が入るしで、まさにコイツが膿んじゃう原因じゃないか!
と気づいたものの、
縫い糸を引っ張って傷口が開いたらどうしよう
とか心配になるじゃないですか。
しかし先週、ついに抜いてしまった。少し力を入れないと抜けなかったから恐かったけど、これがなくならないと一向に良くならないような気がして。
で、診察のときに先生に言う。「取っちゃいました」
なんとこれが正解で、そろそろ糸が溶けているタイミングなんだけど皮膚が薄いと表面に出てきちゃうんだと。出てきちゃったものは取って良かったとのこと。怒られなくて良かった。一安心。
今月はジムに3回行った。来週行けば一応目標達成。
復帰後の体調
職場に復帰してから早3週間。
最初の週は残業しない宣言をしたものの、結局初日だけ定時ぴったりに帰ってその後はなぁなぁで残ってしまう。
といっても、定時ぴったりで帰るより少しだけ残った方が電車の混み具合が落ち着くのでそっちの方がいいということが判明する。
体力は、かなり落ちていた。疲れやすいし、急ぐことができない。正直初日はメールチェックと状況把握だけで精一杯だった。
その週の金曜日、退院後最初の診察に行く。最終的な病理検査の結果も出ていて、良性でしたと。傷口も綺麗に治ってきている感じ。手術前軽く押されると痛かったところが痛くなくなっていて、手術して本当に良かった。腰も軽くなったし。
通常はもう一回(1ヶ月後くらい?)診察する予定を決めるのだが、元気そうだし何か不安になったら来て下さいって言われて今回の件はこれで終了。
ちょっと心配なのは開腹手術の跡がいつごろ綺麗になるのか、そりゃ最初よりはだいぶ綺麗だけど、ここからどんな変化があるのか…。どうせビキニは着る予定ないし、人に見せるものでもないけど。
ちなみに退院直前に貼ってもらった白いテープはつい最近まで残っていた。剥がれてきた部分は自分でそれっぽいテープを購入してカバーしてみたり。毎日貼りかえているんだけどどうしてもかゆい…。
最近は痛みよりこのかゆみが気になるかなー。
この間は15分くらいだけだけど運転したし、最近小走りはできるし、残業もかなりやってるし、だんだん感覚戻ってきた。
そろそろジムに行って引き締める方もがんばらねばー。
入院の記録(食事編)
実は、入院中の食事(病食?給食?)をすべて写真におさめていたので
需要があるかわからないけど公開してみる。
・手術前日
・術後翌日
・術後2日目
・術後3日目
・術後4日目
・術後5日目
・術後6日目
・術後7日目
~所感~
朝食には必ず牛乳がついていた。
コップは各自給湯器まで持っていってお茶を入れる仕組み。
お腹痛いし病棟内は暑かったのであまり利用しなかった。
普段ご飯(おコメ)を180グラムも食べないので、
毎食ご飯だけは半分ほど残してしまった。
味は、全体的に薄め。
おいしくないわけではないが、温度がすべて生ぬるくて
何を食べてもメリハリがない感じ。
2日後の食事を2パターンから選べたが、和食or洋食というわけでもないし
その日に何が食べたいか想像ができなくて適当に選んだ。
ほかの病院も似たような感じでしょうか。
実家で1週間ほど療養しまして、自宅に戻って数日経過。
明日からはなんと仕事復帰。おそろしや。
復帰に向けては、一応毎日散歩したり
軽い家事はやってみたりと心がけているのだが、
満員電車と8時間労働に耐えられるのだろうか。
入院の記録(後半戦)
10/10 術後2日目(続き)
先生の話によると、どうもチョコレート嚢胞だったようで。
結局悪性ではなかったため、腫瘍の部分だけの摘出で済んだようだ。(といっても周りへの癒着がひどくて、綺麗には取り出せなかったみたい)
特に腫瘍が認められてない左側の卵巣にも、ブルーベリースポットという放置しておくと良くないものが見えたから、処置しておきましたと言われた。
以上のようなことを、写真付きで説明された。
自分の体の中こうなってるんだーとか、皮膚ってすごい伸びるなってことに驚きつつ、話を聞いた。
正直、婦人科に行かずに我慢し続けるっていう可能性もあったと思う。不思議なもので、整形外科に行ってみた春より最近の方が痛みは落ち着いていたから。
でももし放っておいたら、右側は破裂して緊急搬送されたかもしれない。左側だって腫瘍ができたかもしれない。そう考えると…これで良かったのだろう。
10/11~14 術後3~6日目
それ以降は、ただただ「看護師さんの定期検診」「先生の顔出し」「面会」「食事」「歩く」「お風呂お手洗い系」「睡眠」の繰り返し。
食事は手術翌日の昼から普通の量が出た。お風呂は翌々日から開始だった。
歩くことで治りが早くなるよと言われたし、何より3食きっちり食べるのに病院内しか歩けないので、日が経つにつれて運動量を増やすように心がけた。
まずは一階の売店までエレベーターで往復
次の日は階段で降りて、帰りだけエレベーター
また次の日は階段で往復
その回数を少しずつ増やす
といった感じ。
さすがに薬は飲んでいるとはいえお腹が痛いのでちょっとつらいし、体力がだいぶ落ちているのを実感する。
こんなんで、通勤電車に耐えられるようになるのか…。
何日目だったか、体重計に乗ってみた。お腹から何かの塊を取ったわけだし、いつもより規則正しい生活をしているし、夜遅くに食べることもないから、運動していないとはいえ痩せたんじゃないかと。
結果は変わらずでした。残念。
10/15 退院日
術後一週間で退院となりました。
14日でも良かったんだけど、午前中台風が来る予報だったので、迎えに来てくれる家族のことを考えてこの日に。
(結果的には、14日は台風一過の晴天、15日はまさかの荒天)
お腹の手術跡に貼ってあった強めのテープも外され、なんだか動いていいのか不安になる。
入院前にはいてきたジーンズのファスナーとボタンが当たって痛い。
早く良くなれ!
というわけで、今は実家で療養中。
入院の記録(前半戦)
メインイベントは終了し、手術の傷口の痛みと戦いながら病院ライフを送っております。
どうも部屋の中では「通話」がダメみたいで、操作することは大丈夫なんだと。
10/7 入院当日(手術前日)
手術は翌日だけど、午前中にご家族と来てくださいと言われていた。
この日はいろんな担当の人にアレルギーの有無とかタバコアルコールの摂取についてとか聞かれた。
さっき答えたやんって思ったりするけど、大事なことだから何度も確認するんだと思う。
最後の診察を受けると、また卵巣が大きくなっていた。大きい方の直径で8cm超。
もはや経過観察の大きさじゃなくなってきてるね!
また悪性という言葉が頭をよぎる。
あとは全身麻酔の説明とか、点滴の説明とか。
10/8 手術当日
この日も家族が揃わないと始められませんとかで、夫と両親大集合。※来ると申告した人が揃えばOK
緊張からか、普段もよくあるけど頭痛がひどくて、涙が止まらなくて、迷惑をかけました。
あと何より手術着を前後逆に着てごめんなさい。痛み止め打ちにくかったことでしょう。私も歩きにくかった。
麻酔を打つ前に背中に痛み止めを流すための注射をするんだけど、これが一番怖かった。ところがふたを開けてみると、点滴の針が一番痛かった気がする(´・ω・`)
おそらく、想像が上回りすぎたことと、頭痛があったから背中の痛さは気にならなかったのだと思う。
あと気になる人が多いと思う全身麻酔は、前評判(?)と違った。
3秒しないうちにすとんと落ちた
時間を切り取られるような感覚
自白剤が入っているからか、覚める直前にひどい寝言を言った
など、ネットで調べてふむふむって思っていたのだが、
自分の場合は
酸素マスクから違うのが入ってきてムセた
夢を見た訳じゃないけど普段眠っているような感覚
覚めるときは喉に管が入っていて話せません
でした。
その日は午前中から手術が始まり、3時間後くらいに一回覚まさせられて、軽く説明(問題なかったよーとか)してくれつつも、眠気がひどくて18時くらいまで爆睡。
その後は人と会話できるようになりました。全身にいろんな管がついてたなー。
10/9 術後1日目
足にマッサージ機やら体に管やらがついてて、自分で身動きが取れません。トイレも自分で行けません。
必要最小限(?)の管だけ残して、歩いてみよう!っていうフェーズに入る。
初めこそ立ち眩みが激しかったけど、歩いてみれば大丈夫。私若い。まだイケる。という謎の自信が芽生える。
しかしこの夜、薬が切れたのかお腹が痛くておとなしくなるのでした。
10/10 術後2日目
今日、あとで先生から説明があるらしい。すでに家族から悪くなかったらしいことは聞いているのだが、ちゃんと専門家から聞きたい。
前半戦はとりあえずこの辺で。
検査結果と手術内容について
腹痛の件で手術することになり、どんな手術が
適しているかの手術前検査を受けておりました。
その続き。
8/27 CT検査
全身CTは初めてだった。
CTとMRIは似ているけど得意不得意があるらしい。
今回手術の対象(卵巣)はMRIで診ることが多くて、
(悪性だった場合に)転移していないかとか
ほかに(手術に影響を与えるような)病気がないかとか調べるには
全身CTが良い…という感じかな。
細かいことはお医者さんに聞いてください。
造影剤を注射して、影がうまく写るようにするとのことで、
全身が熱くなりました。これがまた気持ち悪い。
血の巡りが感じられるというか、不思議な感覚。
もうあまりやりたくない。
9/11 検査結果と手術内容の説明
約2ヶ月の経過観察と手術前検査をしてきた結果、
どうも悪性の可能性は低そうだとのこと。
※前にも書いたかもしれないけど、この手の病気は
腫瘍を取り出さないと断言できません。
年齢や私の意志を考慮してくれて、
卵巣摘出ではなく、腫瘍部分のみの摘出になるそうだ。
腹腔鏡手術も候補の1つだっだけど、自分の場合は
開腹手術になりました。
開腹手術のほうが手術しやすいので時間が比較的短く済む反面、
傷口が大きくなるので回復、社会復帰まで時間がかかってしまうとのこと。
仕方あるまい。
というわけで想定より長く会社を休むことになりそうで
周囲に大変迷惑をかけてしまうことに落ち込んでおります。
入院のご案内なる冊子を読んでいるが、
電子機器の持ち込みはご相談くださいと。
退院後に、入院日記を更新かな。。