入院の記録(後半戦)

10/10 術後2日目(続き)
先生の話によると、どうもチョコレート嚢胞だったようで。
結局悪性ではなかったため、腫瘍の部分だけの摘出で済んだようだ。(といっても周りへの癒着がひどくて、綺麗には取り出せなかったみたい)

特に腫瘍が認められてない左側の卵巣にも、ブルーベリースポットという放置しておくと良くないものが見えたから、処置しておきましたと言われた。

以上のようなことを、写真付きで説明された。
自分の体の中こうなってるんだーとか、皮膚ってすごい伸びるなってことに驚きつつ、話を聞いた。

正直、婦人科に行かずに我慢し続けるっていう可能性もあったと思う。不思議なもので、整形外科に行ってみた春より最近の方が痛みは落ち着いていたから。

でももし放っておいたら、右側は破裂して緊急搬送されたかもしれない。左側だって腫瘍ができたかもしれない。そう考えると…これで良かったのだろう。

10/11~14 術後3~6日目
それ以降は、ただただ「看護師さんの定期検診」「先生の顔出し」「面会」「食事」「歩く」「お風呂お手洗い系」「睡眠」の繰り返し。

食事は手術翌日の昼から普通の量が出た。お風呂は翌々日から開始だった。

歩くことで治りが早くなるよと言われたし、何より3食きっちり食べるのに病院内しか歩けないので、日が経つにつれて運動量を増やすように心がけた。
 まずは一階の売店までエレベーターで往復
 次の日は階段で降りて、帰りだけエレベーター
 また次の日は階段で往復
 その回数を少しずつ増やす
といった感じ。

さすがに薬は飲んでいるとはいえお腹が痛いのでちょっとつらいし、体力がだいぶ落ちているのを実感する。
こんなんで、通勤電車に耐えられるようになるのか…。

何日目だったか、体重計に乗ってみた。お腹から何かの塊を取ったわけだし、いつもより規則正しい生活をしているし、夜遅くに食べることもないから、運動していないとはいえ痩せたんじゃないかと。

結果は変わらずでした。残念。

10/15 退院日
術後一週間で退院となりました。
14日でも良かったんだけど、午前中台風が来る予報だったので、迎えに来てくれる家族のことを考えてこの日に。
(結果的には、14日は台風一過の晴天、15日はまさかの荒天)

お腹の手術跡に貼ってあった強めのテープも外され、なんだか動いていいのか不安になる。
入院前にはいてきたジーンズのファスナーとボタンが当たって痛い。

早く良くなれ!


というわけで、今は実家で療養中。