知り合いが増えた気分

もうだいぶお腹も目立ちつつある。マタニティマークつけていなくても、たぶんそうなんだろうなって思うレベル。この間通勤電車での心構え的なものを書いてから少しして、行きと帰りにちょっとした出来事が。

 

~行きの話~

同じ時間にたまに見かけるおじちゃんが、積極的に譲ってくれるようになったのだ。実は一度前に立ったとき譲ってもらったことがあって、毎回前に立つと申し訳ない気持ちになるので狙って近づくのはしないでおこうと思っていた。

お盆開けの電車。つり革がそこしか空いてなくて掴んだら、例のおじちゃんが前に座っていた。で、譲っていただけた。ここまでは、まぁ、そうなるとは思う。

次の日、2つ斜め前におじちゃんが座っている位置関係になった。内心、「今日は迷惑かけないぞ(`ε´)」と謎の安堵もつかの間、なんとそこから呼んでくれて座らせてくれるではないか!※以前はそこまでしてもらってなかったし、それが一般的だと思う。

実はおじちゃんは次の駅(といっても快速的な意味での次の駅なので10分ほど)で降りるので、「降りるまで座っていてください」とか言ってみたものの空気的にそういうわけにもいかず。おじちゃんには「ありがとうございます」をいくら言っても足りない。おじちゃんの前をマークしていた(かもしれない)方には、心の中で平謝りした。

そんなことがもう1、2回あって、混んでて近くにいなかったときもおじちゃんの降り際に近くを通って目が合うと挨拶するような感じになったのだ。

 

~帰りの話~

こんなことを書くとご近所さんには場所の目星がつくかもしれないが、帰りは少し追加料金を払って座って帰ることが多い。要は座席自由のグリーン車的なやつである。

以前からこの有料席は、座席の構造上(新幹線的な配置なので)お酒を飲む人がまぁまぁいる。自分は前からお酒が好きではないのでそこまでして飲みたい気持ちがわからないのだが、入社時からお世話になっている偉すぎる上司もその電車で飲むと聞いたことがあるので文句はそこそこにしておく。

で、自分が先に窓側に座って発車待ちをしていると、女性が隣に座った。女性で良かったと思った矢先、おもむろにビニール袋から氷結果汁を取り出し飲み始めた。

いやいや、マタニティーマーク見えるようにしてましたよ、私。席自由なんだから、飲みたいならほかの席行ってくれてもいいじゃないの。偏見というか統計的にというか、女性で車内でお酒飲むのもびっくりだし、私より上なんだからそういうの辛いのわかってくれても良さそうなのに、と思う。

でも酔っている人に声をかけたくなくて、とりあえずハンカチで口を覆う。しかもマスク越しに。

飲み終わった頃、女性が私に気づいて一言。

「大丈夫?気持ち悪いの???」

え?????

何だか悪い人ではなさそうだが、鈍感というのか?続けて

「もしかして私が悪いのかしら。ごめんなさいね。酔ってて言うのも説得力ないけど、私も子供いるのよ。」

iPadで娘さんの写真を見せてくれる。子供いるんかい!ならわかるやろ!と思ったが、もしかして経験者だからこそ「においくらい大丈夫(だった)」とかお酒好きな人だからそういうのが苦手な私の気持ちがわかんないんだろうなと勝手に納得。

その後、めっちゃ経験談を聞かされ教えてくれて、終始「○○って考えると楽になるでしょ。良かった♪」といった感じで世話焼きトークが止まらない。確かに、役に立つことはあった。ありがたい話もあった。でも、、隣でお酒はちょっと。。まぁ、たまにはいいか。公共の乗り物だし、そういうこともある。

 

そんな感じで、声をかけられることが増えてきた。妊婦ならでは、かな。