通勤と体調

妊娠初期のころを思い出しつつ、今も続けている通勤時のポリシーについて。

マタニティーマークはつける。母子手帳も持ち歩く。
・朝の時間調整はしない。
 ただその日家を出る前に体調が悪いと思ったら様子を見る。
・できるだけ低い手すりに掴まれるようがんばる。
・つらくなったら遠慮なくしゃがむ。
 それでもつらかったら次の駅で降りる。
・朝は優先席には行かない。
・夜は追加料金を支払って専用の車両で座って帰る。
・人は見た目で判断しない(若いから元気とか)

区役所でマタニティマークをもらったのは、妊娠2ヶ月目に入ったくらいだったかな。体調の変化はまだなかったから、それから2、3週間してから実際につけて外出したような気がする。

自分のつわりは、少しだけ食欲がなくなって、たまに気持ち悪い程度のものだった。吐くことは一度もなくて、匂いは何嗅いでも平気。ただ常にうっすら気持ち悪くて、耳がこもる症状が続いた。なのでずっと飴を舐めて気を紛らわしていました。つらすぎて会社を遅刻したのは2、3度だけ。ネットの情報や友達の話を聞く限り、おそらく軽い方。

それでも毎朝1時間以上の通勤時間はいつもより長く感じて、30分立ち続けていると厳しいかなといったところ。だから初めはやっぱり優先席に行った方がいいかなと思って、何回か試した。でも優先席だから優先されるというのは間違いで、朝あの席に座っている人ってこんな感じだった。あくまでも自分の乗る時間帯の路線の話。

・爆睡している人、スマホでゲームをしている人は、そのために座ったのだからと言わんばかりに年齢とか体調とか関係なく陣取っている(ように見えた)。要は優先席の役割を果たしていない。
・しかも割りと長く乗る傾向がある。
・当たり前だが中高年以上の方も使っている。

そんな中、お腹も出ているわけでもない自分が近くで立っていても譲ってくれる人は少ない。というか、試した期間の中では一人もいなかった。ちなみにどうして気持ち悪くてしゃがみこんだときも、席を立つ人や声をかけてくれる人はいなかった。そして、実際体調がいいか悪いかもわからない方々に譲って欲しいと声をかける勇気も私にはなかった。

ただ内心どう感じているか。

「優先席なんだから譲ってくれてもいいのに。」
「なんでつらいのに気づいてくれないのか。」

ただでさえ体調が悪いのに、精神的にもつらくなってくる。ストレスがたまる。朝のラッシュ時に優先席が機能しないことや、電車で寝たい、ゲームしたい気持ちなんて、いつもの自分なら理解できるはずなのに。優先席付近にいるがために耳のこもりをごまかす音楽を(スマホで)聞くことをあきらめ、ゲームをしていれば時間が早く過ぎるのにそれもできず、それでも目の前の人たちが堂々と座っていることに耐えられなくなってくる。

なのでやめました。以前使っていた車両に戻りました。なぜか(?)こちらの方が少しだけ譲ってくれる方がいる。それに、席を譲ってくれなくてもこう思える。

「優先席じゃないし、仕方がない。」
「好きな音楽を聴いて、たまにゲームをすれば時間が経つし。2、30分で座れることも多いし。」

それからは精神的に安定し、楽になった。同じ車両の人はもしかしたら「つらいなら優先席行けばいいのに」とか「前に立たれると居心地悪い」とか思っているかもしれないけど、そういう風に思わず堂々と座っていてください。こちらは試行錯誤の上、覚悟があってこの方法を選んでいるので申し訳ないですが共存させてください。特に最近はお腹が大きくなってきたので目につくかもしれませんが、体調的には安定しているので。余裕のある方が声をかけてくれたり、ほかの席が空いたときに声をかけてくれたり、ただ単にすぐ降りる駅が来たから席が空いたというだけでも感謝感激な気持ちなので。ご迷惑をおかけして重ね重ね申し訳ないのですがあと2ヶ月、適当(適度?)な感じで見守ってください。。毎朝本当にありがとうございます。。


ところで今でも耳がこもって自分の声も聞き取りにくくなることやつり革に掴むと立ちくらみ状態になることがあるんだけど、つわりの症状ではないのかね。妊娠期間のあるあるなのか?